ドイツの日本人学校への入学資格は明確に定められている。基本的に、日本国籍を有し、保護者がドイツに在住していることが必須条件だ。企業の駐在員家庭が主な対象となるが、研究者や自営業者の子女も受け入れている。ただし、定員があるため、特に学年途中での転入は空き状況次第となる。
授業料は学校によって若干異なるが、年間5,000ユーロから8,000ユーロが相場だ。これに加えて入学金、教材費、給食費、スクールバス代などが別途必要となる。総額では年間10,000ユーロを超えるケースも珍しくない。企業からの補助がない場合、家計への負担は決して小さくない。
多くの日系企業は、駐在員の子女教育費を手当として支給する制度を設けている。全額補助から一部補助まで企業によって対応は異なるが、こうした支援なしには通学が困難な家庭も多い。学校側も奨学金制度を設けているが、対象は限定的だ。