検査を行った際、多くの人を悩ませるのが「髪の毛のように細い線」や「影のようにうっすら見える線」の解釈です。ドゥーテスト薄い線陽性なのか、それとも尿が乾燥したことによる蒸発線なのかを見極めるには、色と出現時間の2軸で観察する必要があります。
ドゥーテストは金コロイド標識抗体を採用しており、陽性反応を示す試薬の色ははっきりとした赤紫色(ピンク色)です。たとえ線の太さが細くても、あるいは非常に淡い色合いであっても、赤紫色の色素を帯びていれば微量のhCGに抗体が結合した陽性反応と判断できます。
一方、ドゥーテスト蒸発線見分け方の決定打となるのは「色素の有無」と「出現タイミング」です。蒸発線は尿が蒸発する過程で試薬の塗布ラインに尿成分が集まり、光の加減でグレーや無色の影のように見える現象を指します。また、ドゥーテスト判定時間経過も重要な指標です。説明書にある「1分待つ(判定は1〜15分以内)」の枠を超え、数時間後や翌日になって浮き出た薄い線は、乾燥によるアーティファクト(偽陽性的な線)の可能性が高くなります。
「朝一番の検査では真っ白だったが、夕方ゴミ箱を見たら薄い線が入っていた」という体験談は頻繁に見られます。しかし、指定時間外の変色は判定基準として採用すべきではありません。疑わしい場合は2日以上の間隔を空け、hCG濃度が高まるのを待って再検査を行うのが鉄則です。