東京ディズニーシーで大きな注目を集めた大規模開発プロジェクト「ファンタジースプリングスプロジェクト」の開業以降、国内のパーク市場には空前の訪日客と国内観光客が押し寄せた。これに伴い、周辺ホテルや交通機関を含めた日本の旅行・観光業全体が活況を呈する一方、ピーク時の需要を分散させるための混雑コントロールが急務となった。
過去に展開された全国旅行支援事業などの官民一体となった観光需要喚起策でも、週末や大型連休をあえて助成対象から外すなどの措置が取られた経緯がある。特定の期間に需要が集中することを避ける試みは、単なる施設単位の施策を超え、旅行業界全体の共通課題として認識されている。