この問題の深刻さを世界に突きつけたのが、米国の世界的人気歌手テイラー・スウィフトを標的にしたディープフェイク画像の拡散事件だ。彼女の偽画像がX(旧Twitter)上で爆発的に広まり、数千万回閲覧されたことで、プラットフォーム側の後手に回った安全対策に厳しい批判が集中。一時的に関連キーワードの検索機能が停止される緊急措置が執られた。
検索大手のGoogleも、本人の同意を得ていない性的ディープフェイク画像の削除申請フォームを改良し、検索結果から迅速に除外する取り組みを加速させている。しかし、ダークウェブや暗号化されたチャットアプリへ流出したデータの流出元を完全に根絶することは極めて困難だ。