ネット上のコミュニティやSNS(X、Yahoo!知恵袋など)を検証すると、処方箋の支払いに関して数多くのリアルな疑問と体験談が投稿されています。
「皮膚科の門前薬局でいつも1,200円払っていた保湿剤と軟膏が、駅前のドラッグストアへ処方箋を持ち込んだら980円で済んだ」「家族全員の薬を同じドラッグストアで受け取るようにしたら、毎月数百ポイントが貯まるようになった」というポジティブな報告が散見されます。
その一方で、現場の薬剤師や利用者からは次のような困惑の声も上がっています。「大型の調剤併設ドラッグストアに行ったら、調剤基本料は安いのに『地域支援体制加算』と『後発医薬品調剤体制加算』が満額ついていて、結局病院前の小さな薬局より高かった」「在庫がないマイナーな薬を処方された際、ドラッグストアでは取り寄せに2日かかると言われ、結局門前薬局へ戻った」という証言です。
調剤報酬の点数表は患者にとって極めて不透明であり、レシート(領収証)と調剤明細書を突き合わせて初めて加算の有無が判明します。現場取材で確認されたのは、「基本料が安いからといって、全てのケースで最終支払額が最安になるとは限らない」というシビアな現実です。