電信柱が街から消える?無電柱化の真相と電柱番号が果たす役割

電信柱が街から消える?無電柱化の真相と電柱番号が果たす役割

電信柱が街から消える?無電柱化の真相と電柱番号が果たす役割とはどのようなものなのか? 背景や要点を簡潔に解説します。

空から電線をなくすための決定打として整備が進むのが、道路地下に埋設される電線共同溝(C・C・BOX)である。歩道や車道の下にコンクリート製の管路をあらかじめ埋め込み、電力線と通信線をまとめて収容する地下空間だ。

この地下ボックスの導入は、日本の防災・都市計画のあり方を根底から塗り替えつつある。台風による強風で電線が切断される事故は皆無となり、地震発生時にも地盤ごと保護されるため停電リスクは劇的に低下する。何より、歩道から障害物が排除されることで、車いすやベビーカーがストレスなくすれ違えるバリアフリー空間が現出する。ただし、地下空間は決して無限ではない。すでに上水道、下水道、ガス管、地下鉄網が過密状態にある大都市の地下に、新たな共同溝をねじ込む工事は、地上からは見えない極限の土木工事の連続である。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。