点天を贈答品や土産物として受け取った人が最も直面するのが、「製造日含めて4日間」という消費期限の短さです。防腐剤や余計な保存料を極力排除し、工場で当日包んだ生餃子を即日出荷するという鮮度第一の哲学の裏返しでもあります。45個入りを数日で食べきれない場合、速やかな冷凍保存が必須となります。
ここで絶対にやってはならない致命的な過ちは、「紙箱やパックのまま冷凍庫に放り込むこと」です。点天の皮は水分を吸いやすいため、パックのまま凍らせると皮同士が完全に癒着し、調理時に引っ張ると破れて具がすべて飛び散る大惨事になります。
正しい冷凍保存の手順は以下の通りです。
- 平らな金属トレイやバットの上にラップまたはクッキングシートを敷く。
- 餃子同士が1ミリも接触しないよう、1個ずつ等間隔に並べる。
- 上からふんわりとラップをかけ、冷凍庫の急速冷凍室で約1〜2時間凍らせる。
- 表面が完全にカチコチに固まったら取り出し、ジッパー付き密閉保存袋にまとめて移す。
- ストローなどで空気を可能な限り抜き、冷凍庫で保管する。
この一手間をかけることで、1個ずつパラパラの状態で約1ヶ月間の冷凍保存が可能になります。そして調理時の最大の鉄則は、「絶対に自然解凍しないこと」です。解凍すると皮が水分を吸って溶けてしまいます。凍ったままの状態で熱したフライパンに直接並べ、注ぐ湯の量を通常の1.2倍程度に増やして蒸し焼きにすれば、生の時と何ら変わらないパリッとした仕上がりを取り戻せます。