南側の観覧エリアが封鎖された結果、何が起きたのか。それは、残された十三側(北側)への猛烈な人口集中でした。
大会当日の淀川花火大会の交通規制と混雑状況は、過去類を見ない過密状態に達しました。特に顕著だったのが、最寄り駅であるJR塚本駅と阪急十三駅の混雑ぶりです。夕方17時を過ぎると改札口から河川敷へ向かう歩道は人の波で埋め尽くされ、警察による厳重な誘導と通行規制が敷かれました。
花火終了後の復路では、駅構内への大規模な入場規制が発動。塚本駅・十三駅ともに改札にたどり着くまで1時間以上を要する大行列が発生し、周辺の主要幹線道路も歩行者天国状態となりました。周辺の生活道路まで迂回する人々で溢れ返り、都市部における群衆コントロールの難しさを浮き彫りにした瞬間でもありました。