こうした市場ニーズの拡大を受け、住宅建築業や注文住宅産業の構造にも大きな変化が見られる。かつては地場の工務店が独壇場としていた木の質感を活かした家づくりだが、現在では住友林業をはじめとする大手ハウスメーカーも、高度な木工技術と自社の最新省エネ技術を融合させた和モダンラインナップを急速に拡充している。
大手による参入は、アフター保証や耐震性能の標準化という大きなメリットをもたらした。地域工務店が持つ職人わざの柔軟性と、大手メーカーが提供する長期保証や最新設備。施主にとっては選択肢が大きく広がり、自身の予算感やこだわりに合わせた最適なパートナー選びが可能となっている。