デジタル空間における噂の検証を行うべく、筆者は近年のゴールデンボンバーのライブ現場および主要ファンコミュニティ(X、ファンクラブ会員フォーラム、知恵袋)における生の声の定性分析を実施しました。
客席を埋め尽くす観客層を観察すると、10代の新規ファンからメジャーブレイク期(2010年代前半)を支え続けてきた親子連れまで、極めて幅広い層が会場に足を運んでいます。開演前のフロアでは「活動休止から復帰した時は本当に心配したけれど、今の4人のステージを見たら解散なんてあり得ないと確信した」「ソロ活動が増えたことで、かえって4人で集まったときの爆発力が増している」といった前向きな評価が大半を占めていました。
実際のステージングにおいても、鬼龍院の圧倒的な歌唱力と喜矢武の体を張った小道具芸、樽美酒のエンターテイナーぶり、そして歌広場の的確なツッコミと煽りは健在です。不祥事直後に漂っていたぎこちなさは完全に払拭され、MCではスキャンダルや解散説さえも笑いのネタへと昇華させる強靭なパフォーマンスが展開されています。現場の熱量とチケットの即完状況を見る限り、バンドの生命力は些かも衰えていません。