揚げ物だけでなく、火を通すシンプルな和食の技法も地エビのポテンシャルを極限まで引き出します。特に鮮度が抜群な時期に試したい調理法です。
忙しい夕食時でも5分で作れるのが地エビ 煮付け 簡単レシピです。小鍋に酒大さじ2、みりん大さじ2、醤油大さじ1.5、砂糖小さじ1、生姜の千切りを一握り入れて煮立たせます。沸騰した煮汁に下処理済みの地エビを投入し、落とし蓋をして中火で3〜4分さっと煮るだけで完成します。エビは火を入れすぎると身が縮んで硬くなるため、「赤く色づいてふっくら膨らんだ瞬間」に火を止めてそのまま冷まし、余熱で煮汁を含ませるのがふっくら柔らかく仕上げる秘訣です。
浜料理の真髄とも言える地エビ 塩茹で 美味しい作り方では、鍋にたっぷりの湯を沸かし、ここでも塩分濃度約3%をキープします。沸騰した湯に地エビを少量ずつ入れ、再沸騰してから約1分半〜2分でザルに上げます。冷水に取るのではなく、うちわや扇風機で一気に風を当てて冷ます(陸揚げ)ことで、水っぽくならず、濃厚なエビ味噌のコクとプリプリの身質を閉じ込めることができます。
また、水揚げ当日や生きた状態のものが手に入った場合のみ許される贅沢が地エビ 刺身 食べ方です。頭を指で優しくひねって外し、胴体の殻を尾の1節を残して剥きます。冷水(氷水)で10秒ほど締めてから水気を拭き取ると、身がキュッと引き締まり、輸入ボタンエビにも引けを取らない濃厚なとろける甘みを堪能できます。外した頭部は捨てずにトースターで素焼きにするか、味噌汁の出汁として活用すれば一切の無駄がありません。