Q1:昔の偉い人や専門家が地震雲を発見・提唱したというのは本当ですか?
A1:大正時代から昭和にかけて一部の研究者や政治家が地震予知の手段として提唱した記録は実在します。しかし、その後の精密な観測データの蓄積と統計解析の結果、雲の発生と地震発生時期・場所との間に有意な相関関係は認められず、現在の近代地震学・気象学では完全に否定されています。
Q2:地震の直前にSNSへ投稿された地震雲の写真はすべて嘘なのですか?
A2:写真そのものは実際に空に現れた本物の雲を撮影したものである場合がほとんどです。ただし、その雲は地震が原因で生じたものではなく、偶然その時間帯に大気中で発生していた通常の雲を、撮影者や閲覧者が後から「地震の前兆」と意味づけてしまったものに過ぎません。
Q3:不気味な雲の写真をSNSで見かけた際、どう対応すべきですか?
A3:「大地震が来る」といった不確かな文言が添えられた投稿は、不安を拡散させないために不用意なリポスト(拡散)を控えるのが賢明です。気象衛星画像などを確認し、通常の気象現象であることを冷静に認識しましょう。