古くからある米蔵や昭和初期の木造建築を改装したカフェが、街のあちこちで新たな息吹を放っている。高い天井と木の温もりに包まれた空間で提供されるのは、地元農家から毎日届くオーガニック野菜を主役にしたプレートランチだ。見た目の華やかさだけでなく、素材本来の力強い味わいが若い世代を中心に大きな支持を集めている。
店内には心地よいBGMが流れ、窓からは柔らかな光が差し込む。現代の忙しない日常から切り離されたような特別な時間が、ここには流れている。古い伝統を守りつつも新しい感性を取り入れる、郡山ならではのしなやかな食文化の現れと言えるだろう。