永田町駅で乗り換えをしようとして、延々と続く通路や長いエスカレーターに圧倒された経験を持つ人は多いはずです。この「遠さ」と「複雑さ」には、武蔵野台地の起伏に富んだ地形と、地下鉄の開業年代の違いという明確な背景があります。
駅の構造を深さ順に見ると、有楽町線(地下3階)、南北線(地下4階)、そして最も深い位置に半蔵門線(地下6階・海抜マイナス約18m)が走っています。後から建設された路線ほど地下深くを通らざるを得ず、特に半蔵門線ホームから他の路線へ移動する際は、高低差だけでもビル数階分に相当します。
わかりやすい構内図をイメージするコツは、各線の位置関係を立体的に把握することです。北側に有楽町線、中央深い位置に半蔵門線、南側に南北線が配置され、それらを長大な連絡通路が結んでいます。この高低差と水平距離の掛け算こそが、乗り継ぎに時間がかかる最大の要因です。