キー局や全国紙が得意とするのは、国政の動向や広域の事件事故だ。しかし、人々の暮らしに直接関わる「小さな事実」は、得てして全国ニュースの波に飲み込まれ、消え去ってしまう。地方の現場に足を貼り付け、名もなき市民の怒りや悲しみに耳をすますローカル報道こそが、多様性ある社会の根底を支えている。
デジタルテクノロジーが進化し、誰もが情報発信者となれる時代だからこそ、裏付けを取った取材と責任ある言論の重みが増している。兵庫の地から発信される情熱的なジャーナリズムは、メディアの淘汰が進む現代において、私たちが失ってはならない「言葉の力」を静かに、しかし力強く物語っている。 (出典: 赤穂 民 報(Yahoo!ニュース))