Q1:DCモーターの扇風機は、本当に電気代だけで本体の価格差を回収できますか?
A1:使用環境によります。夏季(3ヶ月間)に1日8時間使用する程度の場合、年間で浮く電気代は約2,000円前後のため、5,000円〜1万円の価格差を回収するには3年〜5年程度を要します。ただし、エアコンの効率化のためにサーキュレーターとして通年24時間稼働させる場合は、年間約4,000円以上の電気代削減になり、2年足らずで本体価格差を回収可能です。
Q2:扇風機以外の家電(ドライヤーや掃除機)でもDCモーターの違いはありますか?
A2:極めて大きな違いがあります。例えば最新の高機能ドライヤーやコードレス掃除機に搭載される超小型ブラシレスDCモーター(デジタルインバーターモーター)は、1分間に10万回転以上の超高速回転を生み出します。従来のACモーターに比べて圧倒的に軽量でありながら大風量・強吸引力を発揮し、腕の疲労軽減や時短に直結しています。
Q3:ACモーターの製品は今後、完全に製造終了になって市場から消えますか?
A3:完全に消えることは当面ありません。部品点数が少なく壊れにくいACモーターは、工場向け換気扇、業務用大型送風機、極限の低価格が求められるエントリー家電において不動の地位を築いています。環境配慮の観点から家庭用主力製品の多くはDCへとシフトしていますが、シンプルで堅牢なAC製品も住み分けを保ち続けます。