時代を超えて受け継がれる中で、オリジナル版である『ドラゴンボールZ』と、後にデジタルリマスター・再編集された『ドラゴンボール改』とでは、演出やカット割り、テンポ感に明確な差異が見られる。
『ドラゴンボールZ』では、緊迫した音楽とじっくりと時間をかけたタメの演出によって、犠牲者の恐怖や周囲のキャラクターたちの焦燥感がじわじわと描写されていた。対して『ドラゴンボール改』では、テンポの高速化によってストーリーの推進力が増した一方、ショッキングな画面効果やフレームの調整が行われ、よりスタイリッシュかつスピーディな展開へとブラッシュアップされている。オリジナル版のねっとりとしたトラウマ感を好む往年のファンと、クリアな映像でテンポよく楽しめるリメイク版を支持する新しい世代、双方の視点から現在も活発な議論が交わされている。