彼の発言は、放送終了後すぐに切り抜かれ、SNS上で拡散される。賛成派と反対派がタイムライン上で激しい論戦を繰り広げるのは、もはや日常茶飯事だ。ある者は「よくぞ言ってくれた」と喝采を送り、別の者は「強者の論理だ」と激しく拒絶する。
この極端な二極化こそが、彼の狙い通りなのかもしれない。白黒はっきりつけない曖昧な議論を嫌う彼のアプローチは、複雑な問題を単純化しすぎるという危険性を孕んでいる。しかし、情報過多の現代において、その「わかりやすさ」が多くの人々に求められていることもまた、紛れもない事実なのだ。