この巨大投資の背景には、日本生命保険相互会社の清水博代表取締役社長が描く未来図がある。同社は自社の資産運用・不動産開発業を通じて、単なる収益確保にとどまらない「地域社会への価値還元」を掲げてきた。
清水社長は兼ねてより、東京一極集中に対する関西経済の自立と持続的成長の必要性を唱えている。今回のメガプロジェクトは、大阪・関西万博後の成長持続を見据えた戦略的投資であり、国内外の有望企業を呼び込む呼び水となることが期待されている。大手デベロッパーの戦略を超えた、機関投資家としての長期的ビジョンがここに凝縮されている。