日本のプロ野球界を制覇し、メジャーリーグベースボール(MLB)の舞台で日米通算200勝超えという偉業を達成したダルビッシュ有。世界トップレベルのピッチャーとして君臨する彼だが、弟たちに向ける視線はいつだって温かい。
かつて翔が世間を騒がせた際も、有は突き放すことなく対話の扉を開き続けた。アメリカで多忙を極めるシーズン中であっても、LINEや電話を通じて弟たちの健康状態や生活に心を配る日常は変わらない。表立った売名や売出しを嫌いながらも、陰で家族を守り抜く姿勢こそが長兄としての誇りだ。世間の風評に晒されがちだった弟たちにとって、有の圧倒的な実績と変わらぬ優しさは、どんな嵐の夜でも輝く道しるべであった。