小学校6年生の秋、憧れだった山田涼介の背中を追ってSTARTO ENTERTAINMENT(当時:ジャニーズ事務所)のオーディションに合格した道枝。中学校生活のスタートは、過酷なレッスンと学業との熾烈な両立生活の幕開けでもあった。
授業が終わると、ジャージや制服のまま急いで大阪市内の稽古場へ向かう日々。週末や長期休暇になれば、松竹座の舞台公演に出演するため、昼夜を問わずパフォーマンスを磨き上げた。テスト期間中であっても楽屋に教科書やノートを持ち込み、先輩や同期が見守る中で必死に机に向かっていた姿は、当時の関西ジュニアの間でも有名な話だ。「学校の勉強をおろそかにしたくない」という強い信念を持ち、移動の新幹線の中でも英単語帳を開いていたという徹底ぶりは、彼の真面目な人柄を雄弁に物語っている。