ダントツ水溶剤の効果と希釈倍率|カメムシ・害虫対策の決定版

ダントツ水溶剤の効果と希釈倍率|カメムシ・害虫対策の決定版

ダントツ水溶剤の効果と希釈倍率|カメムシ・害虫対策の決定版の主要なニュースをコンパクトにまとめました。全体像を一目で把握できます。

園芸店や農業資材店で並ぶ代表的な殺虫剤の中で、「ダントツ水溶剤」「オルトラン」「モスピラン」の3者は混同されがちです。しかし、それぞれ有効成分の系統(IRAC分類コード)や得意とするターゲット、使用感が異なります。違いを把握せず同一の薬剤ばかり連用すると、害虫の抵抗性を引き起こす致命的な罠に陥ります。

項目ダントツ水溶剤オルトラン(水和剤/粒剤)モスピラン水溶剤有効成分・系統クロチアニジン
(ネオニコチノイド系 / 4A)アセフェート
(有機リン系 / 1B)アセタミプリド
(ネオニコチノイド系 / 4A)カメムシ類への殺虫力極めて高い(ノックダウン&残効)中程度(幼虫には効くが成虫に劣る)良好(ただしダントツより残効は短め)アブラムシ・アザミウマ高い浸透移行性で長期間抑制優れた効果を示すが耐性個体群あり速効性に優れ、コナジラミにも強い臭気・散布時の扱い粉立ちなし、ほぼ無臭で溶けやすい特有の強い硫黄系・リン臭あり水溶剤で粉立ちなし、臭気は少なめ現場での位置づけ難防除カメムシ・吸汁害虫の本命剤家庭菜園の手軽な汎用常備薬ミツバチ配慮や開花前後の選択肢

オルトランは有機リン系特有の臭気があり、住宅街での散布には配慮が必要ですが、異なる作用点(1B)を持つためネオニコチノイド系抵抗性対策のローテーションパートナーとして不可欠です。一方、モスピランは同じネオニコ系(4A)ながらアセタミプリドを主成分とし、天敵昆虫や受粉昆虫への毒性プロファイルが若干異なります。果樹園等で猛威を振るうカメムシ類の直接的殺虫力・忌避持続性という観点では、ダントツ水溶剤が頭一つ抜けた実力を発揮します。

山下 哲也
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山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。