X(旧Twitter)やTikTokなどのSNSでは、新作ドラマや人気漫画の更新ごとに「当て馬枠」をめぐる激しい議論が巻き起こります。「今期の当て馬、良すぎて本命に勝てない」「またしても2番手の男に狂わされた」といった投稿がトレンド入りすることも珍しくありません。
韓国ドラマのファン層を中心に広まった「セカンドリードシンドローム(2番手男子症候群)」という言葉も、まさに当て馬現象を象徴しています。主役カップルの行方を見守る一方で、失恋が確定している2番手男子に感情移入し、胸を痛めながら応援してしまう視聴者の心理状態を指します。
近年では「当て馬キャラがあまりにも不憫だから、スピンオフで彼が幸せになるルートを描いてほしい」という声に応え、当て馬が別のヒロインと結ばれる外伝作品や、当て馬視点のリメイク作品が公式から供給されるケースも増えています。サブキャラクターの枠組みを超えた独立した魅力が、SNS時代の推し文化と深く結びついています。