購入した洗濯機が届いたものの、「部屋に入らない」「置けない」というトラブルは引越しシーズンに頻発します。後悔を防ぐためには、事前のミリ単位での空間計測が欠かせません。
一人暮らしの洗濯機設置スペースと寸法で確認すべき急所は以下の3点です。
- 防水パンの内寸と形状:一般的な賃貸アパートの防水パンは「幅640mm×奥行640mm」ですが、築年数が古い物件では「幅540mm×奥行540mm」のコンパクトサイズが存在します。脚の設置幅がパンの内寸に収まるかどうかの確認が必須です。
- 水栓(蛇口)の高さ:洗濯機本体の高さに加え、給水ホースの接続部として本体上部にプラス約10〜15cmの空間が必要です。背の高い大容量縦型やドラム式を置くと、蛇口に本体が干渉して設置不能になる事例が多発しています。
- 搬入経路のクリアランス:玄関ドア、廊下の屈折部、エレベーター、室内ドアの開口幅は、本体サイズに対して最低+6cm以上の余裕が求められます。
また、アパートにおける単身用洗濯機の静音性も見落とせない要素です。木造や軽量鉄骨造の建物では、脱水時の低周波振動が床や壁を伝わって隣室・階下へ響き渡ります。目安として、運転音が40dB以下(図書館の静けさレベル)のインバーター搭載機を選ぶことが、夜間や早朝に気兼ねなく洗濯を行い、近隣トラブルを未然に防ぐための防壁となります。