昭和から平成にかけて愛された人気国民的映画『釣りバカ日誌』。主人公・ハマちゃんが魅せた釣りへの無心な情熱と、海辺で繰り広げられる人間模様は、今なお多くの人々の心に生きている。淡路島の豊かな海を眺めていると、まるで映画のワンシーンに飛び込んだかのような温かい旅情に包まれる。
現在、地域全体で力強い進化を遂げているのがレジャー漁業・海洋レジャー産業だ。従来の「一部のマニア向けのアクティビティ」という枠組みを大きく飛び越え、誰もが手ぶらで安全に楽しめるエンターテインメントへと変貌を遂げた。
地元漁協や観光事業者が手を取り合い、持続可能な海洋資源の保護と観光利用の共存を図る試みも活発化している。自然の恵みへの感謝を抱きつつ、海のカルチャーを次世代へと受け継いでいく取り組みが、島のあちこちで実を結びつつある。