pH試験紙を扱う上で見落とされがちなのが、使用期限と保管環境のシビアさだ。試験紙の変色部分はデリケートな指示薬色素が染み込んでおり、空気中の湿気や直射日光、アンモニアなどの揮発性ガスに極めて弱い。
開封後は密閉容器に乾燥剤とともに入れ、冷暗所で保管するのが鉄則だ。劣化した試験紙を使うと、変色反応が鈍くなったり誤った数値を示したりして測定が無駄になる。大量に入ったロールタイプを長期間放置するよりは、使い切れる小分けパックを選ぶのが失敗を防ぐコツだ。
測定範囲の設計にも目を向けたい。全体をざっくり把握したいならpH1〜14の広域測定タイプ、特定の環境を精密に見たいならpH5.5〜8.5前後に絞った狭領域タイプが適している。目的に合わせた選択と適切な管理さえ心得ておけば、日常のあらゆるシーンで頼もしいツールになる。 (出典: ph 試験 紙 ダイソー(Yahoo!ニュース))