100円ショップ業界における近年の商品開発スピードは凄まじい。なかでもダイソーが力を注ぐ住まい関連のカテゴリーは、従来の文房具や日用品の枠組みを完全に超越している。300円〜500円帯の高価格ライン「THREEPPY(スリーピー)」や大規模旗艦店での展開を含め、デザインの洗練度は増すばかりだ。
単なる「模様替え」の領域を超え、本格的な空間づくりを可能にした背景には、素材加工技術の飛躍的向上がある。表面の微細な凹凸加工(エンボス加工)により、本物の木目や石材と見紛うほどのリアルな質感を低価格で再現。これが都市部の若年層や子育て世帯の心を掴んで離さない。