ネット上の掲示板やSNS、知恵袋などのコミュニティを検証すると、オレンジランプ点滅に関して数多くの切実な投稿が寄せられています。そこから見えてくるのは、ユーザーの心理的な盲点とメーカーの安全設計との間にある「認識のギャップ」です。
最も多く散見されるのが、次のような声です。
「フィルターを丁寧に水洗いして乾かして戻したのに、翌日になってもオレンジのランプが激しく点滅したまま。故障かと思ってダイキンの修理窓口に電話したら、『サインリセットボタンを押しましたか?』と聞かれ、押したら一瞬で消えた。出張料を払って技術者に来てもらう寸前だった」(40代・戸建て住宅所有者)
このように、「お手入れを完了した物理的状態」をエアコン本体は赤外線カメラ等で直接監視しているわけではないという事実が抜け落ちているケースが非常に目立ちます。エアコン側はあくまで「リセット信号を受信したかどうか」でしか判断できないのです。
さらに、長期使用ユーザーからはストリーマユニットに関する特有の証言も多数挙がっています。
「購入して4年目の冬、うるさらのランプがオレンジに点滅。説明書通りにストリーマ電極を掃除したが消えず、よく見ると内部の細い針金(放電針)の周囲に白く硬い結晶が付着していた。ぬるま湯でしっかりふやかして汚れを取り除いたら見事にランプが消えた」(50代・マンション在住)
現場のサービスエンジニアの証言によれば、タバコの煙、芳香剤、加湿器から生じるミネラル成分などがストリーマユニットに被膜を形成し、微弱放電を妨げることで安全装置が働き、警告ランプを点滅させることが多々あると報告されています。