コペンの未来を占う上で最大のトピックが、JAPAN MOBILITY SHOWで公開されたコンセプトカー「Vision Copen(ビジョン コペン)」の存在です。
初代のアイコニックなデザインを現代風に昇華させたこのモデルは、従来のコペンの常識を覆す以下のスペックが提示され、世界中の車好きを驚かせました。
- ボディサイズ:全長3,835mm × 全幅1,695mm × 全高1,265mm(5ナンバー小型車枠)
- 駆動方式:FR(フロントエンジン・後輪駆動) ※現行型はFF(前輪駆動)
- 排気量:1.3Lエンジン(カーボンニュートラル燃料対応を見据えたユニット)
- ルーフ機構:電動開閉式ルーフ「アクティブトップ」を継承
この動きは、トヨタとのアライアンスを活かし、マツダ・ロードスターが君臨するライトウェイトオープンスポーツの領域に、より本格的なFRスポーツとして再定義するシナリオを示唆しています。一方で、「軽自動車枠の手軽さ・維持費の安さこそがコペンの本質」と考えるファン層も多く、ダイハツが「軽オープンの後継」と「小型FRスポーツ」のどちらの道筋を選択するのか(あるいは両立させるのか)が今後の最大の焦点となっています。