大竹が所属するホリプロの看板看板コンビ「さまぁ〜ず」の芸風は、日常の違和感を拾い上げる唯一無二のボケにある。だが、その観察眼が家庭内に持ち込まれたとき、中村の鋭いツッコミが炸裂する。
局アナ時代から定評のあった中村の仕切り能力と機転は、独立してフリーアナウンサーとなった現在、さらに円熟味を増した。家庭内での会話は、まるで筋書きのないコントのようだ。大竹の理屈っぽいボヤキに対して、中村が的確な言葉のメスを入れる。この阿吽の呼吸は、日本の芸能界広しといえども類を見ない。お互いがプロの喋り手だからこそ、家庭内の会話量が圧倒的に多く、日常のあらゆるトラブルを言葉のやり取りで解決していく。