大垣花火大会における屋台の主戦場は、大きく分けて二つのエリアに大別される。メインとなるのは揖斐川河川敷の新揖斐川橋周辺だ。堤防沿いには約百軒を超える露店が軒を連ね、夕刻を迎える頃には提灯の明かりが一斉に灯る。川面を渡る風を浴びながら冷たいドリンク片手に歩く時間は格別だ。
もう一つの注目エリアが大垣駅南口から広がる商店街通りである。駅を降りた瞬間からソースの芳醇な香りが鼻腔をくすぐり、目的地へ向かう足取りを否応なく鈍らせる。大垣観光協会が発信するアナウンスでも推奨されるように、駅前で軽く腹ごしらえをしてから河川敷へと向かうのがスムーズな散策ルートだ。
露店の営業開始時間は、例年午後3時前後から順次スタートする。ピークを迎えるのは打ち上げ開始の1時間前、すなわち午後6時半から7時半頃。花火終了後の午後9時を回ると各店が片付けに入るため、お目当ての品があるなら夕暮れ前の明るい時間帯に確保しておくのが賢い。