大会のメイン会場となる明治神宮野球場は、数々のドラマを生み出してきた歴史的聖地だ。都心の風が吹き抜けるグラウンドで、選手たちは持てるすべての力を解き放つ。併用される東京ドームの快適な環境とは一味違う、神宮ならではの独特な打球音と歓声の響きが、観客の興奮を最高潮へと導く。
この歴史ある大会を統括するのが全日本大学野球連盟だ。全国の加盟校がしのぎを削るリーグ戦の頂点として本大会を位置づけ、厳格かつ円滑な運営を続けている。地方リーグの台頭と伝統校の意地がぶつかり合う舞台装置は、彼らのたゆまぬ組織運営によって支えられている。