出願写真における服装の結論から言えば、現役生は「在籍高校の正制服」、浪人生は「スーツ(または清潔感のある無地の襟付きシャツとジャケット)」を選ぶのが鉄則です。入試要項に「私服可」「服装自由」と記載されている場合でも、試験会場および審査の場におけるオフィシャルな正装基準を満たすことが求められます。
まず現役生の場合、高校の制服が存在するならば迷わず制服を着用してください。大学側にとって制服姿の写真は「現役の高校生であること」を一目で識別できる客観的証明になります。リボンやネクタイ、校章の指定がある学校なら、すべて規定通りに正しく着用した状態でファインダーの前に座らなければなりません。だらしなく胸元を開けた着こなしは、身だしなみの乱れとしてレンズ越しに強調されてしまいます。
一方、私服通学の高校に在籍している現役生や既卒生(浪人生)は、選択肢に迷う場面が生じます。浪人生がすでに卒業した母校の制服を着る行為は、現在の身分と乖離があるため避けるのが賢明です。浪人生の撮影では、成人式や入学式、将来の就職活動でも活用できるダークカラー(濃紺、チャコールグレー、黒)のリクルートスーツを着用するのが最も無難で確実な選択肢となります。スーツの準備が間に合わない場合は、白無地のワイシャツに紺や黒のテーラードジャケットを羽織るスタイルで全く問題ありません。