お祝いの気持ちを込めたつもりでも、最低限の冠婚葬祭マナーやマナー違反の言葉遣いを知らないと思わぬ摩擦を生むことがあります。ここでは、見落としがちな盲点を整理します。
絶対に避けたい忌み言葉とNGワード(入学祝いメッセージNGワード忌み言葉)
入学祝いの文章では、学業の中断や失敗を連想させる表現を避けるのが礼儀です。
- 失敗や脱落を連想させる言葉:「落ちる」「滑る」「転ぶ」「崩れる」「挫折」「中退」「留年」
- 終わりや停滞を連想させる言葉:「終わる」「枯れる」「途切れる」「消える」
- 過度なプレッシャー・比較:「〇〇大学より上を目指せた」「親の期待を裏切らないように」「留年せずにストレートで卒業してね」
たとえ冗談交じりの親しい間柄であっても、文章として形に残るメッセージカードでは、ネガティブな連想を呼ぶフレーズは一切排除するのが鉄則です。
のし袋(祝儀袋)の正しい書き方と選び方(大学入学祝いのし書き方)
現金を包んで渡す際は、祝儀袋の仕様にも注意を払う必要があります。
- 水引の選び方:何度あってもめでたい慶事であるため、「紅白の蝶結び(花結び)」を使用します。一度きりであってほしい結婚祝いに用いる「結び切り」は誤りですので絶対に避けましょう。
- 表書き(上段):「御入学御祝」「祝 御入学」「御祝」と濃い黒墨(毛筆または筆ペン)で中央に記載します。
- 名入れ(下段):上段の文字よりやや小さめに、贈り主の氏名をフルネームで丁寧に記載します。
メッセージカードの書き方と体裁(入学祝いメッセージカード書き方)
メッセージカードを用いる場合、万年筆や水性ボールペン(黒または濃紺)を使用し、修正液や修正テープを使わずに済むよう下書きをしてから清書します。句読点(「、」や「。」)は「区切りをつける=学業の終了」を連想させるとして公式の慶事状では省く習慣もありますが、近年のパーソナルなメッセージカードでは読みやすさを優先して自然に使用してもマナー違反とはみなされません。