全国有数の農業県である茨城にとって、今回の台風襲来は収穫期を迎えた農産物への直接的な脅威でもある。
特に「銘柄米コシヒカリ」の刈り取り作業が佳境を迎えている地域では、強風による稲の倒伏や冠水による品質低下が懸念される。また、茨城名産の「水戸納豆」の原料となる小粒大豆や、出荷最盛期に入るサツマイモ(紅はるか等)の圃場(ほじょう)でも、長雨による浸水・病害の拡大が危ぶまれている。農作業中の転落や増水した用水路での遭難事故も後を絶たない。台風接近中の農地見回りは生命を危険に晒す行為であり、絶対に避けるべきだ。