大相撲の本場所で土俵を回る懸賞旗。あの懸賞金は、スポンサー企業が日本相撲協会に支払う金額と、勝利した力士がその場で受け取る金額が異なります。現在の規定における1本あたりの総額は7万円(税込・手数料込)です。
かつては1本6万2000円(手取り3万円・積立2万6700円・協会経費5300円)で運用されていましたが、消費税改定や諸経費の見直しを経て現在の「1本7万円」の体制へと改定されました。この7万円の内訳は極めてシステマチックに管理されています。
このように、スポンサーが支払う7万円のうち力士の取り分は実質6万円(手渡し3万円+積立3万円)であり、還元率は約85.7%に達します。土俵の上で受け取る「3万円」だけを見ると少なく感じるかもしれませんが、もう半分の3万円もしっかり力士本人の資産として保全されているのが実態です。