大相撲の八百長は当たり前だったのか?7勝7敗の真相と現在の姿についての最新情報をご紹介します。

決定的な崩壊は、予期せぬ警察の捜査から訪れました。2010年に発覚した大相撲野球賭博問題の捜査過程で、警察が押収した力士の携帯電話から、消去されていた「星の売買に関するメールのやり取り」が復元されたのです。

メールには、具体的な取組の段取りや口座番号、対戦相手への手配内容が克明に残されており、言い逃れのできない物証となりました。これにより日本相撲協会は特別調査委員会を設置し、2011年2月、大相撲史上初めて公式に八百長の存在を認定しました。

この前代未聞の事態を受け、2011年春場所は本場所開催が中止(大相撲史上初の不祥事による中止)となり、関与が認定された力士や親方計25名が重い処分を受けました。

【2011年に引退勧告・解雇などの処分を受けた主な力士・関係者】
・千代白鵬(元前頭)
・春日錦(元前頭)
・徳瀬川(元前頭)
・霜鳳(元小結)
・豊桜(元前頭)
・白乃波(元十両)
・保志光(元十両)
・山本山(元前頭)
・清瀬海(元前頭)
・境川部屋や木瀬部屋所属の関取衆、恵那司など複数名

多くの実力派力士が一斉に土俵を去ることになり、大相撲はテレビ中継の中止やスポンサー離れなど、存亡の危機に立たされました。