近年の大学駅伝界において、最大のライバル関係としてしのぎを削るのが青山学院大学陸上競技部と駒澤大学陸上競技部だ。復路における両校の区間配置と選手層の厚さは、他校の追随を許さない圧倒的な安定感を誇る。勝負の分かれ目となるのは、特殊区間である第6区の山下りと、最長区間級のプレッシャーがかかる第9区・10区のエース級の投入タイミングだ。
復路特有の影の刺客とも言えるビル風や冬の強風の中、集団から誰が抜け出すのか。前回大会までのデータを塗り替える区間新記録のラッシュが期待される中、トップが目まぐるしく入れ替わるデッドヒートは、見る者の息をのませる。両雄によるプライドをかけた先頭争いは、大手町のフィニッシュラインを踏む最後の1メートルまでもつれ込む展開が予想される。