大橋ミチ子の原点を語る上で欠かせないのが、ぽっちゃりアイドルグループ「びっくえんじぇる」の存在だ。グループ結成当初、世間の視線は決して温かいものばかりではなかった。イロモノ扱いされる悔しさを抱えながらも、彼女たちは歌とダンス、そして圧倒的なパフォーマンスでアンチを黙らせていった。
とりわけ、共にグループを支え続けてきた多田えりえとの絆は深い。ステージ上での息の合った掛け合いはもちろん、プライベートでも苦楽を共にしてきた二人の関係性は、単なるビジネスパートナーを超えた魂の同盟と言える。「えりえがいたから、どんなバッシングも笑い飛ばせた」と大橋は語る。衝突を繰り返しながらも同じ夢を追い続けた日々が、現在のゆるぎない強さの糧となっているのだ。