大河ドラマ『炎立つ』の魅力再考!キャストと配信・再放送情報に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

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本作は、約1世紀半に及ぶみちのくの激動史を全35回・3部構成という意欲的なスタイルで映像化しています。そのドラマティックなあらすじを時代順に追っていきましょう。

【第1部:前九年の役と藤原経清の決断(第1回〜第12回)】
十一世紀半ば、陸奥の豪族・安倍頼良(のちの頼時)が治める奥州に、朝廷の命を受けた源頼義・義家親子が攻め入ります。朝廷の役人でありながら安倍氏の娘・結鉄と結ばれた藤原経清(渡辺謙)は、朝廷の非道に怒りを覚え、誇りを守るため安倍側に身を投じます。壮絶な「前九年の役」の末、安倍氏は敗北。経清は捕らえられ、頼義の手によって鈍刀で首を鋸引きされるという無念の最期を遂げます。

【第2部:後三年の役と藤原清衡の苦闘(第13回〜第20回)】
経清の遺児・藤原清衡(村上弘明)は、母・結鉄が敵方である清原武衡の父・清原武貞に再嫁したことで、仇敵の家中で屈辱と葛藤を抱えながら育ちます。やがて清原一族内部で骨肉の争いである「後三年の役」が勃発。妻子を惨殺される悲劇に見舞われながらも、清衡は源義家の力を借りて内乱を鎮圧し、奥州の頂点に君臨します。彼は二度と戦のない理想郷を築くことを誓い、平泉の地に中尊寺金色堂を建立します。

【第3部:黄金都市の落日と平泉滅亡(第21回〜最終回)】
時は流れ十二世紀後半、奥州藤原氏は三代・秀衡のもとで黄金文化の極致を迎えていました。しかし、兄・源頼朝に追われた源義経を匿ったことから平泉は存亡の危機に瀕します。秀衡の死後、四代目を継いだ藤原泰衡(渡辺謙が二役)は、頼朝の軍事的圧力と一族の誇りの狭間で苦悩。義経を討ち取って頼朝への恭順を示そうとするものの、鎌倉の大軍による奥州合戦で平泉は炎に包まれ、奥州藤原氏は百年の栄華に幕を下ろします。