作品の人気や社会的影響力を測る上で、視聴率の記録は外せません。歴代大河ドラマの平均視聴率ランキングを振り返ると、昭和から平成初期にかけて記録された数字の凄まじさが際立ちます。
歴代1位を誇る『独眼竜政宗』(1987年)は平均視聴率39.7%、最高視聴率47.8%という驚異的な数値を叩き出しました。「梵天丸もかくありたい」という名セリフは流行語となり、主演の渡辺謙氏を一躍国民的スターへと押し上げました。歴代2位は『武田信玄』(1988年、平均39.2%)、3位には『春日局』(1989年、平均32.4%)が続き、この時代の大河ドラマがいかに圧倒的な大衆娯楽であったかが分かります。
2000年代以降は視聴形態の分散に伴い単純な数字の比較は難しくなったものの、その中で『篤姫』が記録した平均24.5%は、21世紀の大河ドラマとして極めて異例のメガヒットとなりました。