メジャーリーグにおける年間規定投球回は、所属チームの試合数と同じ「162イニング」。この数字をクリアできるか否かは、先発投手の真の価値を証明する分水嶺となる。現在の登板間隔とイニング消化ペースから逆算すると、大谷が年間に先発登板する回数は26試合から28試合前後と見込まれる。
1試合平均で6イニングを投げ続けた場合、27先発でちょうど162イニングに到達する計算だ。登板ペースが順調に推移すれば、達成の瞬間は9月下旬、シーズン最終盤の第150試合から156試合付近の登板となる可能性が極めて高い。もちろん、途中で5回降板が重なれば数字は削られる。そのため、1試合あたりの球数を抑えつつ、クオリティスタート(6回以上自責点3以下)をコンスタントに積み重ねることが絶対条件となる。