このヒット作を生み出したのは、地元大分の銘菓を手がける宝物産株式会社だ。同社が立ち上げた「謎のとり天せんべい」開発プロジェクトこそが、全ての始まりだった。「冷めても美味しいとり天をお菓子で表現できないか」という試行錯誤からスタートし、試作を重ねること数十回。鶏肉の風味を損なわずにクリスピーな食感を出すため、独自の生地配合を編み出した。
ネーミングにも仕掛けがあった。あえてパッケージにインパクトを持たせ、手に取った人が「一体どんな味なのか?」と好奇心をくすぐられる工夫を凝らした。地元の製菓業の誇りをかけた開発陣のこだわりが、唯一無二のご当地グルメ菓子へと結実したのだ。