2012年、前田敦子がさいたまスーパーアリーナのステージで発表した電撃卒業は、日本中に衝撃を与えました。センターとしての重責を果たし切り、次なるステップである俳優への道を歩むための決断でした。この卒業発表の瞬間、ステージ上で真っ先に前田敦子を抱きしめ、涙を流しながらその勇気を称えたのが大島優子でした。
絶対的エースが去った後、大島優子は名実ともにグループの大黒柱としてAKB48を牽引することになります。「あっちゃんが残してくれたものを守り、さらに進化させる」という強い使命感を胸に、2014年に自身が国立競技場で卒業を迎えるまで、グループの先頭に立ち続けました。
背負うものの大きさ、そして手放すことの怖さを誰よりも理解していたからこそ、二人の間には卒業を経てさらに純度の高い友情が芽生えていきました。