一方で、喧騒を離れて静寂を楽しみたい大人たちのための上質な空間も急増中だ。近年、飲食業を営むオーナーたちが注力しているのが、完全個室や半個室を備えた高付加価値な店舗の開発である。
居酒屋研究家として知られる太田和彦氏が愛するような、趣ある木目調のインテリアと静かなジャズが流れる店内。そこでは、地元の旬食材を取り入れた創作和食や、全国から厳選された日本酒が提供される。喧騒のイメージが強かった大曽根だが、静かな個室でじっくりと盃を交わせる名店が増えたことで、接待や記念日といった特別なシーンでの需要も確実に捉えている。