かつて「カニは山陰地方などの現地で冬に食べる高級品」という常識が支配的だった時代、その常識を打ち破った人物が創業者の今津芳雄である。彼は「一年中、誰もが気軽に美味しいカニを食べられる店を作りたい」という執念のもと、独自の流通ルートを開拓し、日本の外食産業にイノベーションを起こした。
株式会社かに道楽として発展を遂げた現在も、その創業精神は脈々と受け継がれている。独自の冷凍技術や品質管理ネットワークを構築したことで、一年を通して鮮度の高い極上カニの提供が可能となった。一店舗の小さな挑戦から始まった歴史が、今日では日本を代表する食文化の一角を担うまでに成長したのだ。