私たちが普段目にする服装指数は、単に気温だけを見て算出されているわけではない。気象庁が発表する客観的な気象データ――気温、湿度、風速、日照時間――をベースに、人間の体感温度を科学的に計算したアルゴリズムが根底にある。
近年の気象情報サービス業においては、AI技術と気象モデルの精度向上に伴い、より細分化された指数の提示が可能になった。指数が「30」ならコートが必要、「50」なら薄手のジャケット、「70」なら半袖で快適、といった数値化が行われている。数値をうのみにするのではなく、自分の体質や当日の行動ルート(屋内にいる時間が長いか、屋外歩行が中心か)に合わせて微調整する視点が欠かせない。