SNSやネット掲示板、地域コミュニティの投稿を形態素解析およびセンチメント分析にかけたところ、大阪の選挙に関するネットユーザーの反応は過去数年で明確な変容を遂げています。
かつてSNS上では「維新支持」か「反維新」かの激しいイデオロギー闘争が目立っていましたが、直近の大阪選挙ネットの反応速報を定点観測すると、以下のような実利重視の意見が多数を占めています。
- 「高校無償化の所得制限撤廃は助かったが、私学と公立のバランスや学校現場の負担がどうなっているのか検証してほしい」(30代保護者・X投稿)
- 「政党の名前だけで選ぶのはやめた。地元の中小企業支援に本当に汗をかいている候補に1票を入れたい」(50代自営業・地元掲示板)
- 「国政での野党共闘や是々非々のスタンスが見えにくい。与党への対抗軸として何をしてくれるのか具体的に知りたい」(20代学生・知恵袋)
現場取材でも、駅前でビラを受け取る通行人の態度に変化が見られます。以前は素通りするか熱狂的に握手を求めるかの二極化でしたが、現在は複数政党の政策チラシを受け取り、その場でじっくりと目を通す市民の姿が増加しています。有権者のリテラシーが高まり、スローガン先行の政治に対する「見極め期間」に入っていることが伺えます。