巨大公立大学となった同校の魅力と課題が同居するのが、広域に展開するキャンパスネットワークです。現在、学部・学年ごとに拠点機能の再配置が進んでいます。
かつて大阪市立大学の本拠地であった杉本キャンパス(大阪市住吉区)は、緑豊かな広大な敷地に文系学部や理学部が集結し、落ち着いたアカデミックな雰囲気を保ち続けています。一方、旧大阪府立大学の拠点である中百舌鳥キャンパス(堺市中区)は、広大な実験施設や農場を備え、工学・農学・生命科学分野の研究中枢として機能しています。
そして、統合の象徴として新設された森之宮キャンパス(大阪市城東区)は、大阪城公園に近接する圧倒的な都心型スマートキャンパスです。1・2年次の基幹教育や都市共創・文学系などの学びが集約され、大阪メトロの新駅構想とも連動した抜群のアクセス性を誇ります。「都心の利便性を享受できる森之宮」と「重厚な研究設備が揃う杉本・中百舌鳥」という役割分担が、学生生活に多様な選択肢をもたらしています。