背中の違和感と並行して、以下の随伴症状が見られる場合は、膵臓を含めた消化器疾患を強く疑う必要があります。
1. みぞおちの違和感・胃の不快感
「胃もたれが続く」「食後にみぞおちが重い」と感じて胃カメラ検査を受けても、「軽い胃炎程度で特に異常なし」と診断されるケースが多発しています。胃の背後に隠れている膵臓の炎症や腫瘍が原因である疑いがあります。
2. 原因不明の体重減少と食欲不振
食事制限や運動をしていないにもかかわらず、数カ月で3〜5kg以上の急激な体重減少が起こる場合、がん細胞による代謝異常や膵酵素の分泌低下による消化吸収障害が疑われます。
3. 糖尿病の新規発症または急激な悪化
膵臓は血糖値をコントロールするインスリンを分泌しています。これまで血糖値に問題がなかった人が中高年以降に突然糖尿病を発症したり、治療中だった糖尿病のコントロールが理由もなく急激に悪化したりした場合は、膵がんの強力なスクリーニング指標となります。